『ハロウィン2009−前編−』 ※※『Anything is done for you』な、インアル話のイレギュラーな話です☆ でも、シリーズ知らなくてもそのまま読めます(笑) 10月31日・・・一般的にハロウィンと呼ばれる日は、何かとアルヴィスにとっては縁のある日だ。 ハロウィンは海外のイベントという認識が強く、盛り上がってきたのはここ数年の話であり、以前はそのイベント名すら知らない人間が多かったこの国の人間としては、珍しいと言えるかも知れなかった。 だが別段、アルヴィスは海外で暮らしていたことは無いし、別に聖人の日の前日を祝うカトリック信者という訳でも無い。 単に、年上の幼馴染みがハーフだかクォーターだか・・・とにかく外国人の血を引いていて生活様式が『向こう風』だったということと、その日がちょうど彼の誕生日に当たっていた――――――・・・ということから、特別だっただけである。 幼馴染みにとって、ハロウィンはごく一般的なイベントだったらしい。 彼は毎年、当たり前のようにアルヴィスにお菓子をくれ、イベント用の仮装をさせ、イベントを祝うパーティーにも誘ってくれた。 幼かったアルヴィスは、だからそれが普通なのだと思い込んでしまったほどである。 残念ながらその幼馴染みは、アルヴィスが小学校に上がる前に海外へと留学してしまい、そういった経験からは遠ざかってしまったのだけれど。 ただ、パーティーや物珍しいお菓子、今から思えば相当に凝っていた仮装用の衣装なんかはそれきりになってしまったが・・・・ハロウィン自体のイベントは、ほぼそれからも毎年経験していたアルヴィスである。 理由はしごく簡単で、アルヴィスを引き取ってくれた家の主が、そういったイベントごとに目がない性格だったからだ。 まだそんなに馴染みが無かったハロウィンを、町内会で強引に主張して近くの商店街などでイベントを開催させるように働きかけたのも彼である。 「おう、お前ら! せっかくコドモなんだからよ、しっかり仮装して菓子いっぱい貰ってこい!!」 ついでに俺様の分も頼むぜ―――――――などと言って、近所の家々を回るようにと外に送り出されていたのは、まだアルヴィスの記憶に新しい。 要らなくなったシーツに穴を開けて被っただけだったり、紙で作ったお面を被ってそれらしく演出してみたりしただけの、拙い子供の工作な仮装でしか無かったが、大人達は楽しみながら怖がってくれたし、アルヴィス達もそれでお菓子が貰えて得意になれたりして・・・それはそれでとても楽しかったのを覚えている。 いつだったかは、貰い物だと言って黒猫の着ぐるみまで用意してくれて。 その時は、いつもなら家でただ待っているだけの養い親が何故かお菓子を貰いに歩くのに付き合ってくれて、酷く嬉しい気持ちになったこともあった。 幼き日のハロウィンは、アルヴィスにとっては楽しい想い出に満ちあふれた素敵な日だったのである。 今では、ハロウィンは大分浸透して。 どこもかしこも、店先には時期になるとカボチャや仮装グッズが溢れ、至る所でイベントが開かれるようになった。 そしてそれは、アルヴィスが在籍する高校でも例外では無い。 日にちは多少前倒しになるが、学校祭と合わせての仮装コンテストが開かれる。 もちろん、ハロウィンの仮装にかこつけてのコンテストだ。 受賞者には、菓子の詰め合わせセットなどが贈られる。 仮装する為の準備は面倒だが、いつもと違う姿になれるということもあって女子や目立ちたがりの男子には人気のイベントで、当日になると様々な格好をした生徒で学校は一杯だ。 1年の時は、アルヴィスもそういった格好をした生徒達を物珍しく眺め、ただ面白がっていたのだったが―――――――――・・・。 今年はまさか、自分がする羽目になるとは思っていなかったアルヴィスである。 「・・・・・・・・はあー」 ハロウィンの仮装なんて、要は化け物に扮すれば良いんだから、こんな本格的にしなくていいと思うんだ――――――――・・・鏡の中で、刻一刻と変わっていく自分を見つめながら。 アルヴィスは、深いふかい溜息をついた。 「あーほら、動かないでアルヴィス!」 途端に、鏡の中の自分に目線を合わせ、しかめ面になった少女から注意が飛んでくる。 「今、このアタシが最高傑作を作りあげてるとこだってのに! 今動いたら台無しでしょーが!?」 「・・・・・・・・・見境無く粉を塗りたくってるだけじゃないか・・・」 鏡の中のアルヴィスの顔は、小麦粉でも頭から被ったのかと思う程に真っ白だ。 眉もまつげも真っ白で、自分の顔だけれどもはや自分と分からない。 化け物に仮装するというのなら、もう、これで充分役目は果たせるような気がする。 あとは、それらしい服装でもすればバッチリだ。 「なに言ってんの、これから仕上げに掛かるんですよー、だ!」 「・・・・・・・・・・・・・・」 しかし、口の立つクラスメイト兼女子弓道部の少女にそう言われてしまえば、アルヴィスにはもう返す言葉も無い。 イベントは、今年から新たな企画を立ち上げた。 個人のみのエントリーでは無く、各部から参加者を募って競わせる、といった催しもコンテストに含まれるようになったのだ。 優勝した部には今年度の、その部の予算の2割に当たる金額が授与されるということで、各部の目の色が変わった。 何処の部だって、潤沢な部費が欲しい。 年間の部費の2割に当たる額が貰えるのは、相当に美味しいことなのである。 かくして、各部は自分の部員の中から仮装の猛者(もさ)――――――ぶっちゃけ、他薦による『仮装して最もウケが良さそうな部員』を選出し、イベントに挑むこととなったのだ。 そして、弓道部では、アルヴィスに白羽の矢が立った、というワケである。 アルヴィスとしても部費が潤うのは喜ばしいことだし、出来る事なら協力したいとは思う。 だがしかし、協力したくても出来ることと出来ないことがあるのだ。 「俺・・・・言っておくけど全然自信なんか無いぞ?」 仮装させられることが決まってから、もう数え切れないほど訴えたセリフを無駄だと思いながらアルヴィスは口にした。 どうせ参加させられるのなら、それなりな功績は挙げたいと思う。 ただただ恥ずかしい思いをして、それで落選するなんて意味が無さ過ぎると思うからだ。 イベントでは、ステージ上で仮装に扮した姿で、観客である生徒達に某(なにがし)かアピールしなければならないこととなっている。 しかしアルヴィスは、それに全く自信が無かった。 何をアピールすればいいのか分からないし、目立つことも嫌いだし、そもそもステージに立ちたくないのが本音である。 となれば、もう仮装の出来で勝負するしかないのだが、果たして自分などの仮装で上位を狙えるとは到底思えなかった。 つまり、――――――出るだけ無駄ということになる。 自分で言うのも虚しいが、アルヴィスの顔立ちは恐らく・・・迫力とか凄みとか、そういった雄々しさとは無縁なのだ。 生まれてこの方、1度も言われたことが無いのだから、かなり信憑性はあるだろう。 けれどもやっぱり、アルヴィスを優勝させるべく特殊メイクを施している眼前の女子は、聞く耳を持たなかった。 「だーいじょうぶ! アルヴィス、顔がキレイなんだから問題無しだって!」 「・・・・・・・・・・・」 顔。 何かと言えば昔から理由にされるが、大抵はこういった面倒ごとに巻き込まれる原因な為、アルヴィスには一切ホメ言葉には聞こえない。 実際、それが理由で仮装の白羽の矢が立ったのなら・・・・やはり、『顔がキレイ』と言われるのは不吉の前兆で、災難が降りかかってくる魔法の言葉だ。 「全身白ずくめの、ゴーストレディ。幽霊の貴婦人は、アルヴィスに似合いの仮装よう!」 「だから俺、アピールとか苦手だって言ってるだろ・・・・」 女装だっていうのは百歩譲って、仮装だからOKとして。 狼男やらフランケンシュタインなどだったら、ステージ上で恥ずかしくてもガオーとでも唸ってみればいいかも知れないが。 幽霊のキフジンとやらは、ステージで一体何をすればいいというのだろう。 両手を前に垂らして、うらめしや〜〜とでも言えばいいのか? 「だから大丈夫だって言ってるでしょ! ちゃんと配役考えてあるんだし」 「・・・・・・・・・・・・」 優勝出来そうな部員、ということで3年の先輩達が勝手に選出していたから、アルヴィスは他の参加者を知らない。 けれど誰が仲間だとしたって、さして救いになるとは思えなかった。 どのみち、自分の扮した姿をアピールするという役目からは逃れられないのである。 「アルヴィスはステージで、ただ寝てりゃいいんだから楽なモンだよー」 「・・・・・・・寝てればって、・・え? なんで俺が寝る・・・・」 寝ていればいいと言われても、意味が分からない。 それは初耳だ。 「いーからいーから、本番なりゃ分かるわよう! ゴチャゴチャ言わないの」 「いやでも、俺は本番前に知っとかないと嫌なんだが?」 アルヴィスは、何事においても事前にきちんと全て準備をしておきたい性格である。 むろん状況だって、ちゃんと把握しておきたい。 行き当たりばったりに本番なんて、冗談ではないのだ。 というか、そんないい加減な状態でステージに上がり人目になんて晒されたくない。 「えーでも、詳しくはアタシも知らないしー。てか、アタシ頼まれたのアンタのメイクだけだしィ?」 「・・・・・・・・・・・・・」 しかしそう言われてしまえば、アルヴィスは黙るしか無かった。 コンテストまで、もうそんなに時間は無い。 だから、アルヴィスをこの窮地(きゅうち)に追い込んだ張本人である部長や副部長を、今から探して回るワケにもいかないだろう。 「・・・・・・・・・・・・」 そう考えると、ますます気分が滅入ってきたアルヴィスであった。 「・・・・・・・・・・・・やっぱり俺、自信無いんだが・・・・・」 「だからアルヴィス、顔がイイから問題無いって!」 思わず、そんな弱気な訴えを再び口にしてみるが、やはりアルヴィスの気持ちなど誰も考えてくれはしない。 「・・・・・・・・・」 彼らの、今時点での最大関心事は、何とかして今日のコンテストで優勝したい――――――ただそれだけに尽きる。 その為の道具(アルヴィス)の事情など、知ったことではない・・・のだ。 そしてアルヴィスも、彼ら部の先輩達には逆らう手立てが無い。 体育会系の部での、上下関係は絶対である。 たとえ今、アルヴィスの顔を弄っている少女がアルヴィスと同級生で同い年であっても、彼女に命じているのは先輩。 その時点でアルヴィスは、逆らえないのだ。 「うっわ、睫毛ながっ! これマスカラ要らないじゃん・・・アンタほんとに女子に恨まれる顔だよね〜〜」 「・・・・・・・・・・」 「顔っていうか、頭自体が小さいし、肌もツルツル。ちょっと目つきが悪ぃけど、大きな猫目だし青い色がホントにキレイ」 「・・・・・・・・・・」 「ドーリーフェイスって言うけどさ、ホントにアンタみたいな顔のこと言うんだよねーいいな、この顔!」 「知るか、生まれつきだ・・・」 「あ、その顔でそんなこと言ったら、超イヤミなんだからね!?」 「・・・・・この顔に生まれたのは俺のせいじゃない」 「・・・そーですかそーですか、あーこの顔でその口の悪さ・・・マジムカツクんですけどー?」 「ムカつくんだったら、こんな役に抜擢するな」 「ばーか、ムカツクくらいの顔だからバッテキすんでしょっ! てゆーか、アタシがバッテキしたワケじゃないしー!」 アレコレと謂われのない文句を付けられつつ、顔中に粉を塗りたくられ睫毛を引っ張られ、更に顔全体をいじくられながら、アルヴィスは仮装の準備をされた。 アルヴィスの仮装のテーマは、ゴーストレディ。 某有名テーマパークのアトラクションにある、死者達の住まう城で永遠に踊り続ける貴婦人である。 ボロボロになった白ずくめのドレスを身に纏い、血の気を失った顔で空を見つめる幽霊女。 「ほーら出来た!」 「・・・・・・・・・・・」 何を言っても取りなして貰えず、いつの間にか視線を逸らし俯いていたアルヴィスが、掛けられた声と共に鏡を見れば―――――――そこには確かに、この世の者ならぬ貴婦人が居た。 所々がほつれて、美しい光沢のある布やレースに穴が空いたボロボロの白いドレスと、同じようにリボンやレースが破れた幅広のドレスハットを身に付けた女性。 その肌は、きっと血が通っていないに違いないと思うほど蝋細工のように青白く、唇も青ざめている。 緩くウエーブが付いた長い髪も白に近い薄い金色で、鏡の中の『彼女』は何もかもが白かった。 ただ両眼だけが、鮮やかに青く光って目立っている―――――――ハッキリ言って、怖い。 普段見慣れている自分の黒髪が金髪に変わっただけで、こんなにも色素が薄い・・・幽鬼のような姿に見えるとは思っても見なかった。 「たぶん、他の部はウケを狙って可愛い格好させるだろうから。 ウチはその裏手を取って、本来のハロウィン仮装の『恐怖&美しさ』を表現しようって事になったんだけど・・・バッチリだね!」 さっきまで悪態を付いていたくせに、仕上がりに満足したのかクラスメイトでもある弓道部の少女が手放しにほめてくる。 「てか、マジキレイなんですケド。ヤベ、アタシってばゲージュツをキワめちった!?」 「・・・・・・・・・・」 「何よもー、少しは喜びなさいよアルヴィス! 今のアンタ、どっから見たって幽霊のオヒメサマなってんよぉー?」 「・・・・・・・喜べるか」 そんなこと言われても、全然嬉しくないのが本音だ。 厚塗りされた化粧のせいなのか、17年近く目にしている自分の顔なのに・・・・・・・・・・・別人のように見える。 本物の幽霊のようで、自分の姿ながら気味が悪くなり。 アルヴィスは自然、鏡から目を逸らした。 「んで、コレにチョットさらに怖さを足して・・・・と」 そんなアルヴィスをしげしげ観察していた少女は、おもむろに傍らからスプレー缶を取り出す。 そして、プシュプシュと所構わずドレスに向かって赤い霧を吹き付けた。 真っ白なドレスがみるみるウチに赤く染まり、血染めのドレスが出来上がる。 「あとは、首筋と唇にこの赤絵の具を垂らしたら出来上がり、っと!」 「っ!? つ、冷た・・・・!!」 言葉と同時に、何か冷たい液体を首筋に垂らされてアルヴィスは身を竦めた。 「何するんだ、冷たいだろ――――――・・・」 「あーダメ! 首触んなバカ!! せっかくの牙痕が消えちまうじゃん!?」 「・・・・・・・・・・・・・」 すごい剣幕で凄まれて、アルヴィスは押し黙る。 こういう時の、何かに盛り上がっている女生徒のテンションにはついて行けないし、下手に刺激すると怖ろしいことになるのをアルヴィスは身を持って知っていた。 こんな状態の時は、刺激せずに流すに限るのだ。 「ステージ上で、アンタは首噛まれるんだからねー。首の血が消えちゃったら意味無いでしょ」 「・・・は? 噛ま、・・??」 「そーよ、アンタは吸血鬼に血を吸われて死んだ花嫁って設定なの。だから首噛まれんの」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 「その格好で、ただ首噛まれて寝転がってればいいんだから楽なモンでしょ?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・」 なるほど。 ようやく、アルヴィスは合点がいった。 ただステージで寝ていればいいと、先程彼女が言ったのは、・・・・要は吸血鬼に血を吸われて死んだ幽霊の役だから、だったのだ。 それならまあ、確かに何もアピールだとかそういったことはしなくても良さそうである。 「せっかくその外見なのに、演技がまるきりダイコンなアンタの為にわざわざ部長が考えたセッティングなんだからねー」 「・・・・悪かったな」 去年の学祭でも、やっぱり顔が理由で選出されクラス対抗の劇に出されたことを思い出し、アルヴィスは渋面を作った。 主役に抜擢されながら、その余りに棒読み状態のセリフと、ぎこちない演技のせいで本番数日前にチョイ役に変更される羽目になり、クラスメイト達に多大な迷惑を掛けたのはまだ記憶に新しい。 「ホントにねー、頭いいのに何であんなにセリフが棒読みになるんだか・・・宝の持ち腐れよね!」 アルヴィスって、顔とスタイルだけならすぐにでも芸能人なれそうだけど、演技力とかの問題で端にも棒にもかからない系って気がするー。 などと、続けて失礼なことを言われて憐れまれ、アルヴィスはフテ腐れた。 「・・・・放っておいてくれ」 別に憐れんで貰う必要なんか無いのだ・・・・だって別に、アルヴィスは芸能人などに興味はないし、なりたいとも思ってないのだから。 「ま、もう少しで本番だから頑張ってねアルヴィス。ハロウィン仮装コンテストは、私たち弓道部が戴くわよー!」 「・・・・・・・・・・・・・・・」 小さい頃は、大好きだったハロウィン。 お菓子が貰えて、面白い格好が出来て、幼馴染みが優しくて大好きだった。 虎水家に引き取られてからも、ダンナやギンタと楽しく過ごせたから大好きだった。 ところが今年のハロウィンは、ズルズルの不気味な格好をさせられ顔中に粉を塗りたくられ、誰かにステージ上で首を噛まれながら優勝を狙えとけしかけられている。 しかも何だか、演技力の無さだの自力でのアピール度の低さだのまで指摘され文句を言われ残念がられながら、だ。 ――――――・・・・俺、こんな格好で何してるんだろう・・・・虚しい。 この高校二年のハロウィンは―――――――・・・ちょっとばかり嫌いになりそうだと思ったアルヴィスであった・・・。 NEXT 後編 ++++++++++++++++++++ 何とか無理矢理に、ハロウィンネタを捻出しようと思ったら。 こんな訳の分からないネタになってしまいました(汗) この時期になると、アルヴィスに何の仮装させたらいいのかを毎回悩んでます(笑) 今回は、何となくでゴーストレディ・・・幽霊貴婦人にしてみました。 いや、なんか検索してたら全身真っ白な貴婦人コスがあって、アルヴィスやったらキレイそうかなーと。 アルヴィスっていうと青みがかった黒髪がイメージですが、顔立ち的に淡い色の金髪も似合うと思うんですよね。 やったらまんま、本当にお人形さんって感じでしょうけども(笑) ドレスを血染めにしたのは、いつかのHydeさんがガックンと一緒にやってたハロウィンコスの影響です(笑) それで、たまには女の子に弄られるだけ弄られてるアルヴィスもいいかなーなんて思って書きました☆ 女の子、本当はベルにしようかとも思ったんですが・・・彼女の場合はアルヴィスがホントに大好きですからね、アルが嫌がるようなことを強引に出来るような子じゃないよなと思って、オリキャラの少女にしときました。 ドロシーが適役なんですけど、この設定使うと彼女はインガの姉なので使えないんです・・・(爆) |