『人魚姫の恋』
「・・・・・理解、出来ないなあ」
書店で気まぐれに手に取った、子供向けの可愛らしい絵本をパタンと閉じ。
銀髪の青年は、ゆっくりと頭(かぶり)を振った。
青年が元の場所に戻した本には、表紙に下半身が魚の姿の少女が描かれている。
人魚姫・・・・誰もが知っている、有名な童話だ。
嵐の夜に、船から海へと投げ出された王子様に恋をした人魚姫が、王子と同じ人間になりたくて魔女と取引し。
王子の傍に居られるようになったものの、王子は嵐の夜に助けてくれた人魚姫を別の人間と勘違いして、その女と結婚してしまい・・・恋を実らせる事が出来なかった人魚姫は、海の藻屑だったか大気の精霊だったか、―――――――アルヴィスが覚えている限り、とにかく死んでしまうという話だった気がする。
「・・・何が?」
小馬鹿にしたように頭を傾げた銀髪の青年・・・ファントムに、アルヴィスは短く問いかけた。
話は子供向けになっているだろうし、わかりにくい所など何処にも無いだろうと思ったからだ。
「だって、・・・理解出来ないじゃない?」
けれどファントムはアルヴィスの方を見て、柔らかく苦笑混じりの笑みを浮かべて問いかけてくるのみだった。
「だから、・・・何がだ?」
分からないと繰り返すだけで、その理由をなかなか明かさないファントムに苛つき、アルヴィスは眉を顰(ひそ)める。
そんなアルヴィスに、ファントムは苦笑を浮かべたままようやく理由を口にした。
「・・・・だってさあ。人魚姫は真剣に王子様に恋してたんだよ? キレイな声を失って喋ることも出来なくなって、歩く度にナイフで刺されるような痛みを味わうという条件まで呑んで、人間の足を手に入れてさ」
「・・・・・・・・・・・」
「――――――それは、王子を自分のモノにしたかったからでしょう?」
「・・・・・・・・・・・」
確かに、その通りだ。
人間に恋をしてしまった人魚姫は、その恋を叶える為に王子と同じ存在になろうと海の魔女と取引し・・・・様々な苦痛と引き替えに、自分の魚の尻尾を人間の足に変えた。
「なのに、勝手に勘違いして別の女を娶(めと)る事にしたバカな王子や、その勘違いに便乗した図々しいオンナを殺すこともせず・・・・自分が犠牲になるって、おかしくない?」
「・・・・・・・・・・・それは、・・」
恋が叶わなければ、お前は海の泡となって消える―――――――・・・そういう条件で手に入れた、人間の足。
王子が人魚姫では無く、別の姫と結婚すると決まった時点で・・・・もう、彼女の恋は叶わない。
そして、そんな人魚姫が助かる方法はただ1つ。
末の妹である彼女を案じた、姉人魚達が自分たちの美しい髪を魔女に差し出して、それと交換に手に入れたナイフ。
そのナイフで王子の心臓を突き刺し、その血を浴びれば――――――人魚姫は元の人魚の身体に戻れる。
けれども、人魚姫は王子を殺しはしなかった。
自分では無い女性と一緒に、幸せそうに眠る王子を見て胸が引き裂かれそうになりながら――――――それでもナイフを王子に刺すことは出来なかった。
「幸せになりたかったんだよね、人魚姫は。・・・・でもさ、あれじゃ不幸の極致でしょ!」
王子様と同じ人間になって、王子と結ばれて・・・・それでこそ、メデタシメデタシ。
なのにアレじゃあ、全然不幸。
挙げ句の果てに自分が死ぬんじゃあ、全部無駄骨だよね・・・・・そう言って、ファントムは肩をすくめた。
「昔から思ってたけど、ボクには全然理解できないなあ! ・・・・ボクなら、王子が勘違いする原因になった図々しい女を影で始末するだろうし、まあそれが無理で話のラストみたいな展開になったらさ、・・・王子もその女も両方殺しちゃうよ」
プラチナで作られた糸のような輝く銀色の髪に、白皙(はくせき)の美貌。
柔らかな色合いのアメシスト色の眼差しの青年は、その神々しい程の外見におよそ似つかわしくない物騒な言葉を口にする。
「・・・・・・・・・・・・・・」
人魚姫ってバカだよ、理解出来ない。
・・・・そう引き結んだファントムの言葉を、アルヴィスはただ黙って聞いていた。
「・・・・・・・・・・・・・・」
想いが叶わないのは・・・・・・・・・・すごくすごく、哀しいことだと思う。
大好きで傍に居たいと思う相手が、自分では無い他の誰かを選ぶのは――――――――酷く切なく、そして辛いことだろう。
悔しくて悲しくて、胸が痛くて・・・・・・・やがては心に『鬼』が棲むかも知れない。
どうしてその選ぶ誰かが、自分じゃないのかと憤り悲しんで・・・・・・・・・恨みたくなるのかも知れない。
全部、自分ごとメチャメチャに何もかも壊してやりたくなるくらい、辛い事なのかも知れない。
けれど・・・。
「・・・そうかな」
気がつけばアルヴィスの口から、そんな言葉が飛び出していた。
「自分の声や足の痛み、王子と結ばれなかったら泡となって消えてしまうリスクまで負っても構わないほど、・・・人魚姫は王子が好きだったんだ」
そしてそれを皮切りに、心の中で纏まらずグチャグチャなままの感情が、スルスルとアルヴィスの口を突いて出てくる。
「そうだよ。だから理解出来ないんじゃないか・・・・そんなに大好きなら奪うべきだし、それが出来ないならせめて今後の自分の為に殺すべきだろう・・・?」
「違う。・・・そんなに好きな相手を、その存在を、・・・・自分が消すなんて出来ない」
呆れ口調で主張してくるファントムに、アルヴィスはキッパリと言い切った。
そう、――――――出来ない。
大好きで大好きで・・・・何にも代え難い存在だからこそ。
自分では無い誰かを選ばれれば、苦しくて切なくて惨めで・・・心が痛くて堪らなくなってしまうほど、欲しい相手だからこそ。
この世から消えてしまうのは、より一層耐えられない。
もしも、自分が彼女(人魚姫)で。
王子が・・・・ファントムだったとしたなら。
とてもでは無いが、彼が彼の選んだ人と共に過ごしている姿をアルヴィスは正視することが出来ないだろう。
胸が苦しくて痛くて、そんなのを見ているくらいなら自分が死んだ方がマシだと思うに違いない。
けれどそれでも、・・・・彼を殺す気にはならない気がする。
彼の存在がこの世から消えるのは――――――――アルヴィスにとって、もっとも耐え難いことだと感じるからだ。
彼が消えてしまったら、自分の想いは一体何処へ行けばいい?
彼が消えてしまった世界で、行き場を無くした想いを抱え。
どうやって生きていけばいいのだろう・・・・。
それなら。
自分の大好きな人が、別の誰かを選ぶというのなら・・・・・・彼は、その人と幸せになればいい。
失ってしまうよりは、その方がいいとアルヴィスは思う。
だけど、傍で見ているのは苦しいから。
――――――――自分が、別の場所へ行く・・・。
「だって、・・・・・・・・大好きな人が不幸になって欲しい訳じゃないだろ」
「・・・アルヴィス君・・・・」
「・・・・・・・出来ればやっぱり、幸せに暮らして欲しいじゃないか・・・」
偽善だと言われても、それがアルヴィスの思いだから仕方がない。
幸せになりたい・・・それは自分の、紛れもない本心だ。
けれど自分の幸せより、大好きな人たちの幸せを優先させたいのも本当。
大好きな人たちが悲しむ姿を見るのは、自分の身が引き裂かれるより辛く感じる。
そんなのは見たくないから、彼らの苦しむ姿を目にするくらいなら自分が犠牲になりたい。
その方が、心が楽になる気がするのだ。
だから。
大好きな人が、自分じゃない誰かを選んだとして。
その人からアルヴィスが彼を奪ったとして―――――――・・・・それで彼が嘆き悲しむのなら、それはもうアルヴィスにだって幸せでは無くなるのだ。
大好きな人と共に過ごせるとしても、それはアルヴィスにとって幸せでは無くなってしまう。
大好きな人が悲しむのは、アルヴィスにとっても大きな悲しみだ。
「だから、・・・その幸せは奪えない」
「邪魔者消して、自分がそいつ幸せにしてやればいいじゃない? 相手変わったって、王子は新たな幸せ掴めると思うけどな」
「駄目だよ、ファントム」
あくまでも自分の想いを優先するファントムに、アルヴィスは苦笑しながらゆるく首を横に振った。
「一番好きな人と一緒に過ごすのが幸せなんだ。・・・逆を言えば、それが叶わないのなら不幸って事だよ。お互い好きなのに、引き裂くなんて可哀想じゃないか・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
――――――――大好きな人の幸せが、自分の幸せ。
他の誰かを選んで結ばれても・・・・・・・・それでも、その人の幸せを願う。
仲を引き裂いたりなんか、しない。
想いが叶わないことの苦しみを、一番知っているのは自分だから。
そんな苦しさ、大好きな人に味わって欲しく無い。
「・・・それは・・・自分と一緒に幸せになってくれるのが一番だろうけど。そう出来ないなら・・・・・それでもその人に幸せで居て欲しいと思うなら、人魚姫みたいにやっぱり、自分が消えるしか無いだろう?
別の誰かと幸せになってる王子なんて、見ていられないから」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
感情を伺わせず、ただじっとアルヴィスを見つめてくるファントムの瞳が、まるで猫のようだと思う。
キレイな紫色の瞳した、銀色の猫。
アルヴィスの話を聞いているような、いないような――――――・・・・理解してくれているのか、いないのか分からない瞳で此方を見ている。
きっと、どっちでもあるんだろうな・・・とアルヴィスは思った。
ファントムの性格なら、アルヴィスの言わんとしている事を理解しつつ・・・・でも何処か遠い関係のない話のように思っているに違いない。
それこそ、主のとりとめない話を、右から左へ流しているだろう飼い猫のように。
わかっていても、同調はしてくれない。
そもそも彼は、こういった自己犠牲めいた類の話は好まないし―――――――・・・今もきっと、こんな会話は早く終わらせたいと思っている事だろう。
それでも、アルヴィスは話し続けた。
自分は、人魚姫を愚かとは思えないから。
ファントムに、少しでもいいから理解して欲しかった。
自分の幸せかなぐり捨てても、王子達の幸せを願った人魚姫。
彼女のその心を、愚かだと・・・ただ一言で捨て置いて欲しく無くて。
―――――――そういう想い方もあるのだと・・・・せめてそう、思って欲しい気がして。
「・・・・俺、きっと人魚姫がもし取引条件のせいで泡になって消える運命じゃなくても、・・・・・・・・・・王子から離れて、どこか遠くへ旅立っただろうなって思う。・・・・流石に王子の相手の幸せまでは願えないだろうけど、遠くから王子の幸せだけは願ってたんじゃないかなって、・・・・」
大好きだったから。
大好きで大好きで、人魚姫にとって王子が一番大切なモノだったからこそ。
人魚姫は自分のその宝物が、壊せなかったのだ。
もっとも大切な宝物を壊して失って、元の身体になり海へ戻っても―――――――・・・それはきっと、彼女には何の意味も無かったのだ。
だって、それじゃあ何も無いのと同じ。
元の身体に戻り、苦痛から解放されたとしても・・・・・・・・彼女には一番大切なモノが失われたままなのだから・・・。
「だから、あの話はあれで良かったんだよ。彼女は海の泡になっても、後悔してないんだ・・・きっと」
そう言って、アルヴィスはファントムに儚げな笑顔を向ける。
「自分の幸せより、大好きな相手の幸せ。それを選んだ彼女は素敵だし、・・・俺もそうありたいと思う・・・」
「・・・・・・・・・・・・・、」
その言葉に、ファントムが何とも言えない複雑そうな顔をした。
人魚姫の話同様に、アルヴィスの言葉が理解出来なかったのか、・・・・それとも。
「・・・・・アルヴィス君・・・・!!」
「・・・わ、・・・な・・なんだ・・・・??」
急に抱き付かれ、アルヴィスはバランスを崩してファントムの身体にしがみついた。
「・・・・ボクは、キミがすごく大好きだよ」
「なっ、・・・なにいきなり、・・・・」
ちらほらと、他の買い物客の姿が見える書店内。
ただでさえ人目を引く容姿をしたファントムが、抱き付いてきたことでより一層絡みついてきている複数の視線を気にしながら。
アルヴィスは真っ赤になって、必死に巻き付けられてきたファントムの腕を離そうと躍起になった。
抱き付かれる体勢も恥ずかしければ、決して小声ではなく普通に耳を傾けていれば拾われてしまうだろう大きさの声で告白されて。
アルヴィスは、先ほどの話題も頭から吹っ飛ぶ程パニック状態である。
しかしガッチリと腰に回った腕は外されることは無く、ファントムは更に熱烈な告白とも取れる言葉を吐いてきた。
「大好き。世界中でキミだけ。・・・キミだけが大好きだよ、アルヴィス君」
「・・・ファントム・・・・・」
彼にこういった言葉を囁かれるのは、決して初めてでは無い。
というよりも、ほぼ毎日というか・・・・言われなかった日は無いような気さえする。
恋人同士だから、おかしくは無いだろうけれど・・・・・・頼むから、家の中だとか他の人間の目がない所で言って欲しいというのがアルヴィスの本音だ。
「だから、そういうことを軽々しく外で、・・・・・!」
「・・・・・もしもキミがボクの想いを受け入れてくれなくて、・・・他の誰かをキミが選んだら・・・・・・・・・・・・ボクはやっぱり、キミもその相手も許せない」
近づいてくる顔を何とか両手で押しのけつつ、アルヴィスが訴えようとしたその瞬間。
遮るように言われた言葉に、アルヴィスは押し黙ってしまった。
「・・・・・・ボク以外の相手を選んだ、キミの幸せなんて・・・・・・・・ボクには絶対願えないよ」
「・・・・・・・・」
何処か悲しそうなアメシスト色の瞳に、間近で見つめられ。
アルヴィスは、抵抗する気力を失ってしまう。
頭を支えるようにしながら、ファントムの手がアルヴィスの後ろ髪を撫で・・・・・そっと、耳元に口付けするように頬ずりしてきた。
「キミが、どんな時でも相手の幸せを願えるのが真実の愛情だって言うなら、ボクは・・・・・」
「ファントム・・・違うんだ、・・・・」
何が違うのか。
分からないままに、アルヴィスは咄嗟に否定した。
声が。
耳元で囁かれたファントムの声が、・・・・擦れていて。
とてもとても、悲しそうな響きを持っていたから。
何故かとても彼を傷つけてしまったような気がして――――――――――・・・・次に継ぐべき言葉も見当たらないまま、咄嗟に違うと叫んでいた。
「俺は、ただ・・・・・」
言うべき事が分からず、口籠もる。
「ただ、・・・・俺なら、そうするだろうなって思っただけで。それを別に他の誰か・・・お前とかに強要するつもりなんて、・・・・・」
「うん、・・・知っているよ」
そんなアルヴィスを、ファントムはぎゅうっと抱き締めてきた。
「そんなつもり、無いんだよねアルヴィス君は。誰にも強要なんかしないで、自分だけを犠牲にしようとしちゃうんだよね・・・ホント、良い子に育ったんだよねー・・・・困るくらいに」
「・・・・・・・・・・・・・」
「でもボクは、相手の幸せより自分の幸せだから。大好きな人と、一緒に幸せになるのが基本だから。・・・他の誰かなんて選ばせないし、選んだとしても奪い取るし・・・・それで絶対、ボクの方が幸せにしてあげられるって自信もあるよ。だから・・・・・」
「・・・・だから?」
何が言いたいのかと、アルヴィスは抱き締められたままで、年上の恋人のキレイな顔を見あげた。
ファントムは、何故か困ったような笑みを浮かべている。
彼には珍しく、・・・言わんとする事を言いあぐねているような。
「疑わないでね」
「・・・・?」
言葉少なに言われたセリフに、アルヴィスは意味がわからず眉根を寄せた。
すると、ファントムは浮かべていた苦笑を更に深いモノにして・・・・・口を開く。
「ボクの、気持ち。・・・・アルヴィス君と、考え方も愛し方も違うけれど。でも、・・・・ボクにとってはコレが真実の愛だ」
「・・・・・・・・・・ファントム・・・・・」
自分が理解出来ないと吐き捨てた人魚姫の想い方を、アルヴィスが肯定したから。
ファントムと真逆な考えを訴えたから―――――――・・・・自分の気持ちを疑われるんじゃないかと畏れたのだろうか。
だから、本当に愛していると伝えなければと不安になったのだろうか。
ファントムの、自分への強い想いなんて・・・・・・・もうとっくにアルヴィスは分かっているというのに。
「人魚姫のやり方は、やっぱりボクには理解出来ない。愚かだと思う。ボクには出来ない愛し方だ」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
「でもね、・・・そういう想い方もあるんだって・・・・今はそう思えるよ」
だけどやっぱり、ボクは僕の愛し方でキミを愛してるから。
疑わないでね―――――――・・・そう言って、軽く唇を重ねてきた青年を、アルヴィスは拒まなかった。
強か(したたか)で、傲慢(ごうまん)で。
神か悪魔のように美しく・・・・残酷で苛烈(かれつ)な、世界の全てを平伏させてしまうような男。
そんな彼の愛し方は、人魚姫とは到底相容れない。
自分の想いを諦め、他者に譲るなどはあり得ないだろう。
自分を愛さなくとも暗闇に閉じ込め、嫌がっても拒絶しても・・・・・永遠に解放などはしない。
それでも。
そういう想い方もまた、あるのだろうと―――――――・・・・アルヴィスも思った。
ファントムが言うように、やっぱりアルヴィスには彼のその想い方こそ理解出来ないし、アルヴィスにはとても出来ない想い方だ。
だが、そういう想い方もある。
どちらが真実の愛し方で、どちらが紛い物かなんて、誰にも分からない。
きっとどっちも真実で・・・・・どっちも同じくらいに重みがあるのだ。
理解出来るか出来ないかは、関係無いのだろう。
愛し方は、それぞれ。
想っている者にとって、真実であればそれでいい――――――――――。
++++++++++++++++++++
言い訳。
ほんっとにイミのない話で申し訳ありません(笑)
ただ、なんていうか人魚姫の話とかって、トム様は絶対に理解出来ないんだろうなあと思っただけなんです☆
逆に、アルヴィスは分かるのかと。
自己犠牲愛の強い性格ですからね。
銀河鉄道の夜なんかの、サソリ話とかも共感出来るヒトだって気がしますアルヴィス。
神様が扮装した乞食に、身を捧げるウサギさんとか・・・そういうのも理解しちゃいそうな(笑)
で、そんな2人が人魚姫について語ったらどんなだろう?と思って書いたのがコレです。
意味無いクダラナイ話で、どうもスミマセン・・(土下座)
ちなみにゆきのは、小さい頃から人魚姫の気持ちが理解出来ないタイプでしたg(爆)
「あっ!?? もう、なんでそこで刺さないかな!?(怒) こんな、命の恩人カンチガイするよーなバカ王子、刺して海戻った方がいいよ人魚姫〜〜〜><」
・・・と、このお話読む度に最後悔しくて堪らなくなり、ある意味フラン○ースの犬と並んで、大嫌いな話でした(笑)
だって、最後が報われなさ過ぎて、悲しすぎなんですもの・・・ヒドイよ、あんな結末!!!
(それでもまだフラン○ースの方は、周囲が死んでからとはいえ後悔して謝罪してくれましたから少しは報われた気がするんですよね。人魚姫はもう、・・・あのラスト付近でのんきに寝てるバカ王子と図々しい隣国の姫が憎たらしくて憎たらしくて・・・・/怒)
同じ人魚でも、アリエルとかぽにょ(は違いますね)がいいです。
幸せそうだから(笑)
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