『Please draw my face!−1−』
F4サイズのスケッチブック。
差し出されたそれを、ファントムは興味津々に開いて―――――─・・・そして。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
珍しく感想を何と述べたモノかと戸惑い、口許を笑みの形にしたまま固まった。
「・・・・・ねえアルヴィス君、これって・・・・」
真っ白な紙に鉛筆で描かれた抽象的な物体と、目の前の人物に何度か視線を交互に投げ。
ファントムは何とか、描かれているモノを見極めようとした。
白い画用紙に描かれているモノは。
パッと見で言ってしまえば、鉛筆の芯を摩耗させようとして意味不明に書き殴っただけだろう、というシロモノ。
・・・・しかし、コレを描いた人間は決して意味不明にそんな事をする性格では無いので、そうでは無いというのは分かる。
じゃあ、と頑張って何かを見出そうと見つめてみれば―――――もじゃもじゃとした草? らしきモノに見えなくもない。
けれど、下に向かって生えているというのは、どうなのか。
では、海で揺らいでる海藻・・・とか? でもそれだって下向きというのは・・・・。
もしかして、クラゲなのかも知れない。
だが、そうであるとしたならば、・・・・・その触手?らしきモノの下にある、尖った出っ張りは何なのか・・・・。
クラゲが、尖った石でも抱いて泳いでる構図?
いやでも、そんなのわざわざ題材に選ばないだろう。
わ か ら な い か ら !(汗)
「・・・・・・・・・・・・・・」
描かれているモノの正体を見極めようと、凝視し過ぎていて目の奥の筋肉が凝ってきた。
ファントムは誤魔化すように、スケッチブックから目を離し・・・自分の前で無表情に此方を見ている青年へと視線を移した。
「・・・・うん、良く、描けているね・・・・」
とりあえず、そう言うと。
「そうか?」
目の前の青年は、キレイな顔を少しだけホッとしたように綻ばせた。
「・・・結構、頑張ったんだ。色塗らないで鉛筆でだけ、って言われたから・・・ちゃんとそれらしく見えるか不安だったんだけど・・・」
人形のように小振りで繊細に整った顔を俯かせ、その白い頬にうっすらと血の気を昇らせて。
長い睫毛を照れたように伏せる、その姿は―――――ファントムが抱き締めたくなってしまう程に可憐で、愛らしい。
文句なく、可愛らしいのだが。
「・・・・うん、大丈夫・・・ちゃんと・・・見えるよ・・・」
―――――何に見えるかは分かんないけどね・・・。
何処か虚ろな口調で肯定しながら、ファントムは内心で酷く焦っていた。
困ったなー・・・アルヴィス君が何描いたのか、さっぱり分からない・・・(汗)
何しろ、このスケッチブックに何が描かれているのかが皆目サッパリ、見当が付かないのである。
恐ろしい事に、実はアルヴィス的に自信作らしい事が伺える今、尚更に『ところで、コレは何を描いたの?』なとど聞ける筈も無い。
最初に聞いてしまえば良かったのだろうが、・・・聞ける訳は無かった。
だって、アルヴィスが照れながら『あんまり上手くないんだけどさ・・』なんて、可愛らしく言ってきたら。
―――――─彼氏として、そこでそんな事を聞くのは野暮というモノだろう。
実際、アルヴィスの考えたりしそうな事なら、大抵ある程度予想は付いたし・・・・楽勝だとファントムは思ったのだ。
だが、これはかなりキビシイ。
そういえば、アルヴィス君て・・・・小さいときから絵はヘタクソだったんだよね・・・・。
ファントムは心の中で天を仰ぐ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
幼い頃といえば、やっぱりお絵かきは欠かせない。
小さいアルヴィスも良く、ファントムの部屋で寝そべりながら楽しそうにお絵かきをしていた。
アルヴィス用にと置いていたクレヨンで、それはそれは楽しそうに。
大きな青い瞳をキラキラさせて、天使みたいに可愛らしい顔で嬉しそうに笑いながら。
おぼつかない手つきでクレヨンを握り、一生懸命グリグリと紙に書き殴っていた。
そして、出来た作品をファントムに見せてくれるのだが―――――───。
これがまた、毎回ファントムの予想もつかないような、出来上がりで。
―――――え、えーと、犬? 犬かなっ・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
―――――あ、ゴメンゴメン。えと・・・茶色いひつじ・・? あ、いや、お馬さんかなっ!?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
―――――あ、違うよね! これは・・・・にゃんこだよねっ・・・・・て、違う・・・かなあ・・・?(汗)
・・・・・・・・・・かぶとむしだもん・・・・・。
―――――え、カブトムシ!? これが?? ・・・あ、ぃや、ゴメン! すごいよアルヴィス君そっくりだね・・・!!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そう、思えばあの当時から、彼の絵を判別するのはファントムの眼力を持ってしても非常に困難だったのだ・・・・。
変わってないんだなあと思いつつ。
またそんな所も可愛いんだけれどと思いながら、・・・ファントムは焦りをひた隠しにして笑みを浮かべた。
「・・・うん、ホント良く描けてるよね・・・この、線の部分とかさ!」
さりげなく、紙面の海藻だかクラゲだかの触手らしき部分を指でなぞって言ってみる。
何を描いたのか分からない以上、ここはもう、部分的に誉めてあげるしか無い。
「そうか・・? 本当はもう少しサラサラに描きたかったんだけど・・・難しいな、髪って」
サラサラ? かみ? ・・・・この、もじゃもじゃは、髪の毛・・・・???
アルヴィスの言葉の内容から、ファントムはようやくこの物体がクラゲでも海藻でも雑草でも無い事を理解した。
髪の毛ということは、―――――人間なのだ、コレは。
下向きに生えている草か何かに見えた部分が髪の毛で、・・・ということは、更にその下にある出っ張りは人間の顔なのだろう。きっと。
「ん、でもまあ、・・・見えるからねちゃんと髪の毛に!」
先程まで、全然見当違いの事を思っていた癖に、ファントムは最初から分かっていたかのような調子で誉めた。
ポーカーフェイスには自信があるのだ。
「・・・そうかな」
そしてアルヴィスは、ファントムに誉められて満更でもないようだった。
唇を尖らせ何でもない事のように表情を装ってはいるが、眼差しが柔らかい。
「だけど、・・・顔はちょっと失敗したんだ。もっとなんか・・・きれいに描きたかった」
きれいに、というか。
もっと、何を描いたのか分かるように描いて欲しかった、というのがファントムの本音だが。
「・・・そう、なんだ・・・?」
言いながらファントムは再び、絵を凝視する。
先程は変な出っ張りにしか見えていなかったが、人物の顔と断定出来たのだ。
顔と分かったからには、ちゃんと良く見ればきっと・・・何か分かる筈。
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
どう見ても、単なる出っ張りだ。
いやいやいや、きっと着眼点が良くないのだ。
近くから見て分からないのなら、ちょっと目を離して遠くから。
そしたら多分、出っ張りも顔の輪郭に見えてくる筈なんだ。
・・・・それで分からないのなら、更に焦点をぼかしてみて――――って、それは3D画像の見方だし。
ああでも、このブレて何重にもグリグリ描かれてるこの楕円は、目かも知れない。
目らしきモノからピッピッピッと飛び出てる、この虫の足のような線は睫毛・・・なのかな。
人間の顔の構造を考えるに、この位置にあるって事は、・・・・この太っちょなダイコンらしき物体は鼻?
ではこの、出っ張り・・・じゃない顔の輪郭からハミ出す勢いで描かれてる、横たわったフランスパンみたいなのは口唇、なのだろう。
なんて前衛的なセンスに溢れた、抽象的な人物画なんだろうか!
―――――で、アルヴィス君。コレは誰?
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
それを聞いてしまえば、今までの努力が水の泡だ。
しかし、ハッキリ言ってもうこれ以上の分析は不可能である。
色が付いていればまだ、そこから髪の色や目の色で判断出来るかもしれないが・・・・・。
そもそも、アルヴィスが言ってくれたから人物画なのだと分かったけれど、男か女かも分からない。
恐らくは、学校での美術担任とか隣の席の人間・・・といった所なのだろう。
アルヴィスが、これを一生懸命、幼い頃のように頑張って描いたのだと思えばとてもそれ自体は微笑ましく、想像すると可愛らしい。
ファントムだとて、頬の弛む光景なのだが―――――──出来に関して言えば・・・微妙な所だ。
「・・んー、でもまあ、良く特徴を捉えているとは思うよ、うん!」
実際に、こんな崩れた顔の人間が存在するのならね・・・・内心そう付け加えながらファントムは言った。
そして、スケッチブックをアルヴィスに返そうとした、その時。
ファントムの世界でたった1人、大切で愛しい存在である恋人が、サラリと爆弾発言をした。
「お前に誉めて貰えて嬉しいな。・・・やっぱり本人に言われると描いて良かったって思えるよ」
「・・・・・・・・・・・・、」
今、・・・・なんて?
ファントムは自分の耳を疑った。
けれど、目の前の恋人は可愛い顔をして、ますます頬を赤らめて照れている。
本気だ。絶対本気で、言っている。
しかも、全然、嫌がらせとかそんなじゃなくて、・・・・・純粋に、嬉しそう。
喩えて言うなら、愛猫が自分のご主人に捕った獲物を見せに来て――――誉めてほめて。頑張ったでしょ?と得意げになってる所。
ファントムのために、一生懸命描いたんだ・・・喜んでくれるだろ? という感じで。
すごく、可愛い。
ちょっと照れながら。でも嬉しそうにしている、はにかみ顔はアルヴィスが浮かべる表情でも結構希少だ。
このままぎゅううっと抱き締めて。
そのまま押し倒してしまいたくなるくらいには、―――――ファントムの心臓を直撃する。
だ け ど 。
「・・・コレ、僕だったんだ・・・・」
「?」
「あ、いや。・・・・僕描いてくれたんだもんね! アルヴィス君は僕のこと良く見てるから・・・ちゃんと描けるんだねー!」
ついうっかり口を付いた本音にアルヴィスが怪訝そうな表情を浮かべたのを見て、ファントムは慌てて言い繕った。
「すごいなー! アルヴィス君v」
言いながら、必死に自分を納得させる。
そっか・・・僕なんだ・・・・。
この、海藻みたいのが頭で。
尖った出っ張りみたいなのの中に、コレが目で・・鼻で・・・口なんだ・・・・。
すっごい、シュールな顔・・・。
僕の顔って、こんな歪かなあ・・・・?
アルヴィスを誉めながら、内心で苦笑する。
まあ、幼い頃に、グチャグチャした線で描かれ茶色に塗られた物体が、歪んだ温泉まんじゅうもしくは恐ろしい事に排泄物以外の何物にも見えず。
けれど流石に温泉まんじゅうは勿論、そんな汚物は描かないだろうと、全然そうとは見えないが犬やひつじや猫など、アルヴィスの描きそうなモノをあげていったら。
なんと予想外のカブトムシと言われた事を思い出したりして。
あれから全く上達していなかったらしいアルヴィスの腕前を考えるに、色も付いていない単なるスケッチで、その対象モデルを判断するのはかなりレベルが高いだろうと結論づける。
ファントム以外の者ならば、多分、絵とも思わなかっただろう出来映えなのだからして。
それでも、アルヴィスが自分の事を考えて、一生懸命描いたのだと思えば、嬉しい。
「僕を描いてくれて、ありがとう」
スケッチブックを脇に置き、腕を伸ばして抱き寄せる。
「・・・・すごく、嬉しいよ」
アルヴィスの、指通りの良いスルスルとした髪の感触を味わいながら、もう片方の腕で華奢な背中に腕を回して。
顎をアルヴィスの髪に埋めるように、ファントムはその細い身体を抱き締めた。
そしてゆっくり、目を閉じる。
記憶の中の、アルヴィス。
小さくてお人形みたいに愛らしかった、幼い頃の彼。
白くて柔らかそうな頬と、零れ落ちそうなくらい大きな青い瞳が印象的だった。
艶やかな黒髪と白い肌、そして青の瞳・・・そのコントラストが本当にキレイで。
初めて出逢った時の、ウサギのヌイグルミを抱き締め自分を見上げていたその姿を・・・・ファントムはきっと生涯忘れないだろうと思う。
今はもう、自分より頭半分低いくらいの身長で。
可愛さよりもキレイさが随分と増してきた、超絶美人に成長して。
ファントムの事ばかり追ってきては甘えていた愛らしさも、少しばかり鳴りを潜めて。
昔は素直に感情を表してくれていたのに、最近はすっかり天の邪鬼で。
でも、―――――。
「・・・・描きたいモノ描け、・・・て言われたから、・・・・」
抱き締められたまま、アルヴィスがボソボソと呟くのを聞いて。
ファントムは目を開いて、破顔した。
「・・・・・・・・・・・・・ありがとう」
根本的には、何も変わらない。
絵が致命的にヘタクソな所も。
表面的には素直とは言い難いけれど、中身がとっても真っ直ぐな所も。
大人っぽくはなったけれど、まだまだ幼く可愛らしい表情を浮かべる所だとか。
大っぴらにはファントムに甘えたり、縋ってきたりはしなくなってはきたけれど―――――─それは単に我慢してるだけの所だとか。
自分の事を、・・・想ってくれている所だとかは。
何も、変わらないのだ。
「大好きだよ、アルヴィス君」
椅子に座った、自分の膝の上に彼の身体を引き寄せてそのままぎゅっと抱き締めながら。
ファントムは、アルヴィスの顔中にキスの雨を降らせた。
「・・・ん、・・・っ」
アルヴィスは擽ったそうに顔を顰める。
だがファントムの顔を押しのけたりはせず、黙ってされるがままになっていた。
ファントムの首に回った手も、外される気配は無い。
それどころか、片手を伸ばしてファントムの髪に触れてきた。
そして、キュッと軽く掴んでくる。
「この髪、・・・描きたいって思ったんだ・・・」
間近にある、アルヴィスの瞳がうっとりと瞬いた。
「サラサラしてて、キラキラしてて・・・・好き、だから」
自分で言っていて少し気分が高揚してしまったのか、握っている手に力が篭もって引っ張られ、・・・・少し痛い。
それでもファントムはアルヴィスのしたいようにさせたまま、優しく恋人の頭を撫でた。
「そう? 全部、アルヴィス君のモノだよ」
好きなだけ触ってね―――――─笑ってそう言いながら、また額にキスをした。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
するとアルヴィスは一瞬びっくりしたような表情を浮かべてファントムを見つめ・・・・・バサッと音を立てる勢いで長い睫毛を伏せる。
顎を反らすようにして、キュッと唇に力を込めたその仕草は―――――。
本当に珍しい、アルヴィスからのお強請りのサインだ。
もちろん断る理由など無いので、ファントムは可愛い恋人のご所望ならばと髪を撫でていた手を頬に滑らせ、顎を掴んで口付けた。
「ん・・・っ、・・・」
啄むだけの、柔らかな唇の感触を味わう他愛のないキスを繰り返し。
やがて段々、舌と舌が絡み合いお互いの境界線がぐずぐずにトロけ合うような、激しいキスへと変化していく。
官能を刺激され遠のく意識を必死に保とうと、首元に縋り付いてくるアルヴィスが、愛おしかった。
かわいい。
痛みを堪えるかのように、きつく瞼を閉じて眉を寄せながら震えている華奢な身体も。
息継ぎが上手く出来なくて、苦しいだろうに必死にファントムの舌についてこようとする、その意地らしさも。
縋るように首元に回されている手も。
髪を掴んだままの指に、引っ張っている事も気付かないくらい力が篭もってる程・・・キスに夢中になってくれている所も。
本当に、可愛いな。
「・・・・・・・・・・・・・・・」
アルヴィスと、離ればなれになっていた時。
そういえば海外で、アルヴィスの姿を思い描いてスケッチした事があったっけ・・・などと思い出す。
別れた時の、幼い写真しか、無かったから。
今頃はもう、大きくなって―――――どんなにキレイに成長したのだろうと、想像して。
逢いたくて、堪らなくなった。
でも、逢えないから。・・・・・想像して描いたのだ。
プクプクしてた白い頬は、やっぱりこう、成長するに従ってスッキリとするだろう。
輪郭はキレイな卵形になるかな。
大きな目は、ちょっと涼しげで切れ長っぽくなるだろう。
唇は・・・あのままの印象ならいいな。可愛くて。
髪型は――――伸ばしても可愛いんだけれど、きっと女の子みたいに見られるのは嫌いだから、あのままの感じだろうな。
それでこう・・・・キレイなんだけど、きっと可愛く笑ってるんだ。なんて。
でも、そんなの全然違った。
本物の成長したアルヴィスは、ずっとずっと、キレイで。
ずっとずっと、―――――─ファントムを魅了した。
だって、こんなに可愛い。
目を閉じて、キスをお強請りするような顔は・・・・流石に想像出来なかった。
想像以上の可愛さだ。
描きたいモノを描けといわれて、自分を描いてくれるような可愛らしさも。
・・・まあ、もっと別な表情は考えたりはしたけれど。
―――――─あのスケッチ、何処へやったかな。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アルヴィスを抱き締め、キスを繰り返しながらファントムは思う。
結構上手く描けていたから、その内本物と見比べてみたいような気がする。
まあ本物に、敵うワケも無いのだけれど。
新たに、本物を目の前にして、スケッチするのも良いかも知れない。
「ねえ、アルヴィス君・・・」
唇を離し、白い頬に口付けながらファントムは囁くように提案した。
「今度、僕にアルヴィス君を描かせてね? 想像じゃなくて、本物を」
「・・・・・・想像?・・・?」
大きな瞳を瞬かせ、アルヴィスは不思議そうな顔をする。
アルヴィスは、ファントムが想像で自分の成長した姿を描いた事を知らないのだから、当たり前の反応だろう。
「うん、君を見て描きたいなあって」
「!・・・・裸とか、ヤダからな・・・・」
「ああ、それもいいね! てか、賛成だよ!」
「 絶 対 、 い や だ ! 」
「えー・・・・、いいじゃない・・・」
アルヴィスの反応が可愛くて、ついついからかってしまいながらファントムは笑った。
―――――裸じゃなくてもいいから、・・・・・君を描かせて。
実物の、触れても消えない、君を描かせて。
想像じゃない、リアルな君を。
今、此処に。
この空間に、僕と一緒に君が居るって、―――――感じさせて。
君が居て。僕が居る。
その幸せを・・・・・描かせて―――――─。
Please draw my face!−1−完。
END
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言い訳。
拍手SSということで。
可愛らしい話を、と心がけてみました。
が・・・玉砕!ですね(笑)
アルヴィスが単にアホの子のようです・・・・。
つか、ファントムが判別出来ない程の画力って一体(笑)
ファントムもひとこと「これなに?」って聞ければ話はもっと
短く出来たのですが・・・彼のプライドに賭けてそれは
出来なかった模様です・・・。
ちなみにタイトルに『−1−』となってますが、コレの続きは
ファントムが描いたスケッチの話になる予定です。
書くかどうかは不明ですケド・・・・(笑)
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